ビタミン様物質
ビタミン様物質の説明やビタミン様物質に含まれる成分を紹介しています。
サプリメント成分辞典
ビタミン様物質
ビタミン様物質とは、生体の維持などのため体外からの摂取が必要なビタミンと似た働きやビタミンを助ける働きをする栄養素を指します。体内でつくりだすことができたり、摂取の必要が認められないなどの理由からビタミン様物質に分類されています。ビタミン様物質には、イノシトールやコエンザイムQ10、αリポ酸、コリンなどが該当します。
コエンザイムQ10
コエンザイムQ10は、細胞がエネルギーをつくりだす際にはたらく補酵素です。補酵素として働くコエンザイムQ10は、体内では、ビタミンB群、ビタミンC、パントテン酸等によって合され、ビタミン様物質に分類されます。コエンザイムQ10には、抗酸化成分としてのはたらきや細胞の活動を活性化するはたらきがあり、コエンザイムQ10は健康維持や美容・アンチエイジングなどに注目されています。
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αリポ酸
細胞がエネルギーを産生する際にαリポ酸は補酵素として関わっており、ビタミン様物質に分類されます。近年注目が集まっているαリポ酸は、ダイエット効果のほか、抗酸化作用、血糖値を下げる作用があるとされ、美容・アンチエイジングにαリポ酸がサプリメントなどとして利用され人気となっています。
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Lカルニチン
Lカルニチンは、脂質の代謝に深く関わっている成分で、体内ではアミノ酸のリジンとメチオニンより合成されます。広義のアミノ酸の一種のLカルニチンは、細胞内で脂肪酸をミトコンドリアに運ぶ役目をしていますが、体内での合成量は加齢とともに減少するためLカルニチンの不足が中年太りの要因ともされています。Lカルニチンは特に羊肉に多く含まれています。
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